収穫のある日は、イチゴの糖度を測定しています。大きさや、季節による糖度の変化を目で見える形にしたいと思いました。いままで、食べて美味しいと思うことは当然でしたが、数値が出ることでより変化を感じることが出来ました。
今日収穫したイチゴ(かおり野)の糖度を測定しました。

4Lの大きさ(約45g)のイチゴの糖度は14.9くらいでした。

3Lの大きさ(約35g)のイチゴの糖度は15.4くらいでした。

2Lの大きさ(約25g)のイチゴの糖度は14.8くらいでした。

Lの大きさ(約20g)のイチゴの糖度は17.1くらいでした。
1月くらいの毎日から、突然4月になりました♪ 来週は5月くらいの暖かさになるという予想です(。・ω・。)ノ♡ 冬の後に夏が来る((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
春になると、イチゴの株が栄養成長して、体を大きくしようとします。露地では、寒くてロゼット状になっていたところ、暖かさを感じて芯葉が立ち上がってくるような感じです。イチゴの体が色々変化して、花芽(蕾)の代わりにランナーを伸ばしたり、葉っぱの大きさが4倍になったりしていきます。この様なものすごい変化の為、果実に行く栄養が減りイチゴの株を大きくする方に栄養が使われるようになります。また、春の暖かさで、熟すまでの時間が早くなっており、糖度が下がりやすくなります。最低気温が高くて、夜も実が熟してしまいます。毎日完熟で収穫していますが、冬イチゴから春イチゴに変わるタイミングで過熟果が激増しました。過熟果も美味しいのですが、棚持ちが悪くなるため市場出荷は出来ません。出来る限り過熟果を取り除き出荷をしています。美味しい過熟果は冷凍イチゴへ変身します。
冬の間は、大きいサイズのイチゴは糖度の高いイチゴでした。春先になって、小さいサイズのイチゴが糖度の高いイチゴになりました。今日のイチゴは冬なんだか春先なんだかもうわからない感じですwww 今日は4LもLもぜ~んぶ美味しいです。?! いや、出荷するので食べられません。美味しいはずです。このホームページを見たお客様は、さわこ苺農園のイチゴを買う機会があればぜひ、ご購入下さい。かおり野は甘いのが特徴です。酸味も欲しい方は、紅ほっぺやかんな姫をお勧めします。最近の人気は、かんな姫です。安来市のイチゴ狩りやイチゴ直売所はさわこ苺農園できまりです♪
イチゴが一年間で一番たくさん実をつけるシーズン到来です。皆さん、美味しいから買ってみてください!安来駅売店「観光交流プラザ売店」(リンク)で販売しています。冷蔵庫に陳列されています。道の駅あらえっさ(リンク)のなかうみ菜彩館(リンク)でも販売しています。

安来駅には2Lくらいの大きさのイチゴが並んでいます。イチゴは個体差の大きい果物です。美味しそうに見えるイチゴを測定して、美味しそうに見えるイチゴを販売していますが、全部同じ糖度ではないと思います。ご了承ください。
さわこ苺農園では、美味しいイチゴをつくっています。ぜひ、一度ご賞味ください。
糖度測定について
糖度計は、イチゴを潰して糖度を測定するタイプとイチゴに傷をつけないで測定できるタイプを使用しています。イチゴを傷つけないで測定するタイプは誤差が大きくて低い測定値がたくさん出ます。イチゴを潰すタイプは、測定値はブレませんが販売できなくなります。そこで、双方の測定値を補正して参考としています。非破壊タイプで最高糖度の測定時に、潰して測った糖度と測定値が同じになることが多い傾向でした。また、測定する場所についてはイチゴの先端部分としています。可食部全体でみると、イチゴのヘタの部分は糖度が低くなります。イチゴが熟すにつれて先端の糖度が上昇します。さわこ苺農園では、完熟で収穫して完熟度合いを糖度として測定しているので、先端の値を表示しています。また、イチゴは個体差の大きい果物です。美味しそうに見えるイチゴを測定して、美味しそうに見えるイチゴを販売していますが、全部同じ糖度ではないと思います。ご了承ください。