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2026年1月6日 震度5強の地震が起きた時の事(液状化・育苗棚崩壊)

年明けの雪が融けきらない2026年1月6日、島根県東部を震源とする、最大震度5強の地震が起きました。短期間に、何回も地震がありました。そんなに沢山地震がある地域ではないのですごい驚きました。前日に地震が2回続けて起きていました。これが前触れだったようです。

前日からの震度と発生時間

●1月5日 月曜日

16時43分 震度1

18時42分 震度2

●1月6日 火曜日

10時18分 震度5強

10時24分 震度3

10時28分 震度5弱

10時34分 震度2

10時37分 震度4

それ以降、震度1~3が繰り返されました。

震度5強の地震が起きた時

子供たちは、新学期まであと2日で冬休み満喫中。次女だけは部活で学校に行っていました。私達は、イチゴのハウスや育苗ハウスで普通に仕事をしていました。まだ、雪が残っていましたが、とてもいい天気だったので、イチゴ畑に追肥をしようと思っていました。寒くてなかなか出てこない海豊ソリューブル(リンク)に手こずっている時でした。

10時18分~

「もぞもぞ・・・」  ??? なんだろう、なんか気持ち悪いな。

「ぐらぐらぐら」  !!! あっ、地震だ。揺れる。長い。大きい。

地震が起きて、育苗ハウスの妻、子供たちの事が頭の中によぎりました。でも、自分が立っているだけで、動くことは出来ません。揺れが収まって、倒れた海豊ソリューブルを起こして、ビニールハウスの外に出ました。

「鳥の鳴き声」  カモや白鳥が鳴き声をあげながら飛んでいます。

自宅や妻に電話しましたが繋がりません。

気が付くと、雨も降っていないのに、イチゴ畑の周りの排水路が水だらけです。イチゴ畑が水没すると、イチゴが全滅してしまいます。大急ぎで排水ポンプを3台運転させました。エンジンポンプを始動している間に妻が帰ってきました。妻に会えて、すごく安心しました。妻が自宅に電話して、子供たちの無事を確認したと聞きました。一度帰宅しようと話して、軽バンに乗り込んで走り始めました。

10時24分~

車に乗っていても、揺れているのが伝わってきます。この地震、続く。大丈夫かな。不安になりました。帰宅する途中、部活中の次女を迎えに来るよう、学校から電話がありました。

10時28分~

学校の校庭に車を止めました。妻が次女のいる方に歩み寄っている間に、また大きな揺れがありました。他の学生の悲鳴が聞こえます。怖い。軽バンに3人で乗り込み急いで自宅に向かいました。自宅に着くと、次男と長女がヘルメットをかぶって、防災バッグを抱えて、自宅の玄関を開けたまま上がり框に座り込んでいます。

10時34分~

不安そうな子供たちと合流して自宅に入りました。家の中で落ちた物を片付けようとしましたが、また、地震です。家にいるのも不安だというので、全員でビニールハウスに向かいました。

地震による液状化

エンジンポンプのおかげで排水路の水位は下がっていましたが、水が引かない所があります。

水が抜けない排水路(西側)
水が抜けない排水路(西側)
水が抜けない排水路(東側)
水が抜けない排水路(東側)

 

なんで水が抜けないんだろう? 近づいてみると、地震による液状化の影響のようです。あの時の水と一緒に、大量の砂が出てたようです。排水路は全長500mあるのですが、いたるところで砂が噴出しています。

噴出した砂①
噴出した砂①
噴出した砂②
噴出した砂②
噴出した砂③
噴出した砂③
噴出した砂④
噴出した砂④
噴出した砂⑤
噴出した砂⑤
噴出した砂⑥
噴出した砂⑥
噴出した砂⑦
噴出した砂⑦

 

砂で水路がふさがれています。鋤簾で砂をすくい上げ、排水をスムーズに。水が動いてくれないと、イチゴ畑に水がしみ出てきてしまいます。急いで砂を除去して歩きました。

すくい上げた砂
すくい上げた砂

育苗ハウスの被害

砂をすくい上げ、汗だくの中、連絡が入りました。育苗ハウスの親株プランターが半分くらい落ちていると。妻が、落胆して連絡をしてきました。私は、手伝うことが出来ないので、次男が手伝いに行きました。ショック過ぎたみたいで映像は残っていません。妻と次男が落ちたプランターを拾い上げて、土を戻して、抜け落ちたランナーをもう一度差し込みました。植えて間もないプランターもあり、その後きちんと活着してくれるか分かりません。きっと、ダメなものも出てくると思います。

その後、3日間、ずれたり、壊れてしまった育苗棚を修理する工事を行いました。地震でこのような事態になる事なんて想定していませんでした。補強して、プランターを元通りにして、まるで地震なんてなかったかのように、また、イチゴの苗たちも平静を取り戻していきました。