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2025年4月8日今日の糖度

香り、味、少しずつ芳醇に向かっている感じがします。調子を崩してから、約1週間半。毎日、糖度の乗ってない投稿をするのが苦しい今日この頃です。

基本的に、春の味落ちの状況になっていると思います。暖かくなって、イチゴが株を成長させようとしています。子供(果実)を成長しない方に動いています。つまり栄養成長です。特徴的なのは、畑のイチゴの株からランナーが出てくるという事です。さわやかな味が特徴の春イチゴ!この時期独特の味です。少しずつ株が充実してきて、いずれ糖度も戻ってきます。毎日、糖度を測定していますが、まだ戻って来てはいません。今のイチゴは、さわやかな味が特徴の春イチゴです。

どれほど頑張ってもこの変化には人間は勝てません。季節に適応するのを待つばかりです。なにか、特別な対応があるのか?? 6年目の新米の私達にはわかりません。先輩農家さんは百戦錬磨。または、先祖伝来の伝統育成法。いずれにしても、どのようにするのか、方針が決まっている。やり方が決まっている。その結果、結果もある程度決まっている。初代のさわこ苺農園では、毎日新しい経験だらけです。

今日も、味がしないと思うイチゴを捨ました。中には本当は美味しかったイチゴもあったと思います。それでも、完全には取り除けません。心を鬼にして、半分泣きながら、処分しています。この時期特有の味、この季節の本来のイチゴの味と言えば、そうなのかもしれません。でも、せっかくなら美味しいイチゴを食べてもらいたいから。

 

さて、今日の糖度に戻ります。

収穫のある日は、イチゴの糖度を測定しています。大きさや、季節による糖度の変化を目で見える形にしたいと思いました。いままで、食べて美味しいと思うことは当然でしたが、数値が出ることでより変化を感じることが出来ました。

 

今日収穫したイチゴ(かおり野)の糖度を測定しました。

4L大のイチゴの糖度
4L大のイチゴの糖度

4Lの大きさ(約45g)のイチゴの糖度は11.6くらいでした。

3L大のイチゴの糖度
3L大のイチゴの糖度

3Lの大きさ(約35g)のイチゴの糖度は12.6くらいでした。

2L大のイチゴの糖度
2L大のイチゴの糖度

2Lの大きさ(25g)のイチゴの糖度は13.7くらいでした。

L大のイチゴの糖度
L大のイチゴの糖度

Lの大きさ(約20g)のイチゴの糖度は12.4くらいでした。

エルニーニョでもラニーニャでもない平常の4月です。安来市では「桜咲く4月父母に連れられ、校門をくぐったあの日~」が実現しそうです。明日は次女の中学校入学式。まだ、桜の花びらは踏ん張ってくれています。出来須は風が11m/s吹いていました。ビニールハウスが吹っ飛びそうでした。そんな中、桜は頑張ってくれています。まだ咲いてる!!! 私達が安来市にIターンしてからもう、7年目が始まろうとしています。ピカピカの一年生で小学校に入学した次女が中学入学です。

私達は・・・。 毎年、毎年、問題発生、問題解決。ん~、「一歩進んで二歩下がるてきな」毎年です。かおり野が調子を崩しても、なぜだか良く分からない。対応に追われる新米社員みたいです。さわこ苺農園では、悔しいけど、悲しいけど、嫌だけど、美味しくないイチゴを販売したくない。何だかわからないけど、やみくもに頑張ってるって感じです。

冬の間は、大きいサイズのイチゴは糖度の高いイチゴでした。春先になって、小さいサイズのイチゴが糖度の高いイチゴになりました。このホームページを見たお客様は、さわこ苺農園のイチゴを買う機会があればぜひ、ご購入下さい。かおり野は甘いのが特徴です。酸味も欲しい方は、紅ほっぺやかんな姫をお勧めします。最近の人気は、かんな姫です。安来市のイチゴ狩りやイチゴ直売所はさわこ苺農園できまりです♪ それぞれのイチゴの特徴はイチゴについて(リンク)を参照してください。

イチゴが一年間で一番たくさん実をつけるシーズン到来です。皆さん、美味しいから買ってみてください!安来駅売店「観光交流プラザ売店」(リンク)で販売しています。冷蔵庫に陳列されています。道の駅あらえっさ(リンク)のなかうみ菜彩館(リンク)でも販売しています。食べ比べが出来るように、複数品種を混ぜて作っています。

お土産用イチゴ2L~3Lタイプ
お土産用イチゴ2L~3Lタイプ

安来駅には2L~3Lくらいの大きさのイチゴが並んでいます。イチゴは個体差の大きい果物です。美味しそうに見えるイチゴを選んで、美味しそうに見えるイチゴを販売していますが、全部同じ糖度ではないと思います。ご了承ください。

さわこ苺農園では、美味しいイチゴをつくっています。ぜひ、一度ご賞味ください。

糖度測定について

糖度計は、イチゴを潰して糖度を測定するタイプとイチゴに傷をつけないで測定できるタイプを使用しています。イチゴを傷つけないで測定するタイプは誤差が大きくて低い測定値がたくさん出ます。イチゴを潰すタイプは、測定値はブレませんが販売できなくなります。そこで、双方の測定値を補正して参考としています。非破壊タイプで最高糖度の測定時に、潰して測った糖度と測定値が同じになることが多い傾向でした。また、測定する場所についてはイチゴの先端部分としています。可食部全体でみると、イチゴのヘタの部分は糖度が低くなります。イチゴが熟すにつれて先端の糖度が上昇します。さわこ苺農園では、完熟で収穫して完熟度合いを糖度として測定しているので、先端の値を表示しています。また、イチゴは個体差の大きい果物です。美味しそうに見えるイチゴを測定して、美味しそうに見えるイチゴを販売していますが、全部同じ糖度ではないと思います。ご了承ください。