この畑でイチゴを作り始めたとき、調整所がありませんでした。急場しのぎに、4棟目ハウスの西側に仮の調整所を作成しました。その時、4棟目前に軽トラックを止めるため作成したのが、この長椅子の座面です。この座面は、44m西側用水路の蓋をしていました。車のタイヤが、この蓋を踏んで水路を乗り越えていました。翌年、調整所が現在の位置に建設されてからは、ずっと使われないままでした。今年、イチゴ狩りを始めてみることになり、休憩用の椅子を作ることになりました。彼らが再び活躍することになりました。

足をつけ、古くなったネジを抜いて新しいネジを締めなおしました。木の表面や、小口をブラシで掃除して、これまでの汚れを落としました。長さが長い方の椅子は、補強で足と足の間に板をを打ち付けました。これで、座っても大丈夫!

短い長椅子が2個、長い長椅子が2個、リサイクルされて出来上がりました。最後は、今年浄化槽置き場の塗り替えで使ったペンキで座面にお化粧をして仕上げです。木材は、いろいろな物に変身可能です。これまで、用水路の蓋だったのに、これからは長椅子。プラスチックでは、こうはいきません。
