なかなかビニールが張られませんでした。原因は、強風です。さわこ苺農園のあるところは、海岸沿いで、田んぼだらけで1年中風が強いです。遮るものもないので、毎日台風のようです。風が少ない日は、ぽかぽか陽気ですが、イチゴ畑はハウスの中で風が吹かないとサウナ状態です。外気温が25℃を超えると、熱中症で倒れる人が出てきます ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル


朝風が少ない時に突然、ビニール張りが始まりました。百戦錬磨の職人さんが手際よくビニールを伸ばしていきました。伸ばしたビニールを反対側から引っ張って、ハウスにビニールを広げます。ここまであっという間です。


ビニールを広げながら、スプリングで仮止めし、広げ終わったら、本止めをしていきます。ビニールの裾が風にあおられて膨らみます。でも、スプリングで止められているので飛んでいきません。でも、飛ぶと困ります。。。


ビニールを張った後、地際のパイプに北側のマイカ線を全部結びます。マイカ線の端は長い紐に結んで、その紐を反対側に引っ張ることで、マイカ線の端が全部一気に反対側に移動します。マイカ線のヨレを取りながら、一本一本地際のパイプに結んでいきます。マイカ線は、50㎝に1本結びます。5棟目は全長46mなので、マイカ線は全部で92本です。1本結ぶのに1分かかると、結び終わるのに92分かかります。北側、南側、両側にマイカ線を結ぶので、全部結ぶのに184分。約3時間マイカ線を結ぶのに費やします。地道な仕事です。スプリングとマイカ線でとめられたビニールは、風に吹かれても飛んでいきません。もう安心です。ハウスサイドには換気の巻き上げが付き、上げ下げが出来るようになっています。出入り口ドアのビニールは、また別日に張られるはずです。

さて、職人さんの手でビニールが張られた後、今度は素人の私が電照をつるすための配線をしました。配線は銅線ではなくてエクセル線です。軽くて強い、長くて安い、エクセル線を内張のパイプに設置します。北側、南側にそれぞれ1本づつ、合計2本張ります。水糸を張って、まっすぐを目指します。脚立に上ったり下りたり、エクセル線をひっぱったり、結束バンドで固定したりしました。この作業も内張のパイプの数繰り返します。内張は2mに1本パイプがあります。46mのハウスには23本の内張パイプがあります。水糸を張って、エクセル線を張るのに、46回脚立を上って、46回脚立を降ります。大体まっすぐに、調整しながら固定を繰り返します。エクセル線の全長は92mです。張り終わるまで2時間30分かかりました。足腰の限界です。


夢の5棟目が完成間近です。あとは、電気屋さんが分電盤や配線をしてくれる予定です。5月GWに定植予定です。間に合うか?いや、間に合ってもらわないと困ります。また、苗を無駄にするわけにはいきません。5棟目建設予定がずれて、大切な苗を一度無駄にしています(リンク)。もう同じ経験はしたくありません。
外からはわかりませんが、今日1番の5棟目です ヽ(^o^)丿
