2024年12月6日から始まった無農薬への挑戦は105日で無念のSTOPになりました。ハダニやアブラムシにやられました。その後、有機JAS適合農薬サフオイル乳剤(リンク)を全面散布、3棟目の畑はハダニが多く蜘蛛の巣が張っていました。ちなみに、ハダニは蜘蛛の仲間です。グレーシア乳剤(リンク)の浸達性を利用して葉裏のハダニを退治しました。
その後、天敵のチリカブリダニ(リンク)、コレマンアブラバチ(リンク)、アカメガシワクダアザミウマ(リンク)を再放飼しました。これで、リセットされたはずでした。
しかし、約1か月後の今日、1棟目の畑で、オレンジ色のナミハダニのつららを発見。。。。 イチゴの葉っぱには蜘蛛の巣が張り巡らされています。この蜘蛛の巣が、農薬を遮ります。通常なら、この状況を改善するには浸達性のグレーシア乳剤(リンク)です。 が! 他の天敵も多分全滅してしまいます。天敵はとても高価です。せっかく再放飼したのに、殺してしまうのは、お金をどぶに捨ててるみたいです。
でも、オレンジ色のつららはイチゴを枯らしてしまいます。イチゴが枯れたら、生活していくことが出来ません。去年のハダニ「0」は夢かまぼろしだったのでしょうか? かおり野はとにかくハダニに弱いです。他の品種は、ハダニに強く、つららが出来た事は今までありません。今のままの天敵でも被害が充分抑えられています。
細かく言えば天敵は農薬らしいですが、一般的には天敵は農薬ではありません。無農薬でやってみたいけど、経験不足でうまい事行きません。日本にもハダニを食べる土着の天敵がいるみたいです。農研機構のHPに記載がありました(リンク)。畑にたくさん来てくれたらハダニがいなくなるかなぁ~。
かおり野を作っていて、ハダニに困らなかった年は去年だけでした。出来るまで、やり遂げた人に不可能はありません。天敵も虫。害虫も虫。害虫を退治する殺虫剤は、天敵も殺してしまいます。何とか、うまくできないのか。やっぱり、網戸がいけないのでしょうか。