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2025年3月30日今日の糖度

収穫のある日は、イチゴの糖度を測定しています。大きさや、季節による糖度の変化を目で見える形にしたいと思いました。いままで、食べて美味しいと思うことは当然でしたが、数値が出ることでより変化を感じることが出来ました。

 

今日収穫したイチゴ(かおり野)の糖度を測定しました。

4L大のイチゴの糖度
4L大のイチゴの糖度

4Lの大きさ(約45g)のイチゴの糖度は11.6くらいでした。

3L大のイチゴの糖度
3L大のイチゴの糖度

3Lの大きさ(約35g)のイチゴの糖度は13.6くらいでした。

2L大のイチゴの糖度
2L大のイチゴの糖度

2Lの大きさ(約20g)のイチゴの糖度は13.9くらいでした。

 

1月くらいの毎日から、突然4月になりました♪ そして、7月くらいの最高気温27℃。そうかと思えば、今日は一転、雪が降っていました。1月に逆戻りです。かおり野は調子を崩しました。香りも糖度もありません。もちろん、春の栄養成長の影響もあると思います。でも、とても出荷できない状況です。出荷されておられる農家さんもいると思いますが、さわこ苺農園では、悔しいけど、悲しいけど、嫌だけど、美味しくないイチゴを販売したくない。知り合いに、今日のイチゴ美味しいよって、売ることが出来ない。自信のないイチゴを泣く泣く土に戻す毎日がまだ続いています。今日も少し糖度が下がってきています。雨も沢山降りました。土耕栽培では、水分を調整して育てても、雨には負けてしまいます。雨で水分が増えて、イチゴの味がぼやけます。春の栄養成長で、イチゴの実に栄養が行きません。今回、ダブルパンチです。雨が降らなくても、春騒ぎが落ち着くのは4月10日くらいかな~って感じています。その頃にはまた、濃厚な味わいのイチゴが戻ってくるはずです。

冬の間は、大きいサイズのイチゴは糖度の高いイチゴでした。春先になって、小さいサイズのイチゴが糖度の高いイチゴになりました。このホームページを見たお客様は、さわこ苺農園のイチゴを買う機会があればぜひ、ご購入下さい。かおり野は甘いのが特徴です。酸味も欲しい方は、紅ほっぺやかんな姫をお勧めします。最近の人気は、かんな姫です。安来市のイチゴ狩りやイチゴ直売所はさわこ苺農園できまりです♪ それぞれのイチゴの特徴はイチゴについて(リンク)を参照してください。

イチゴが一年間で一番たくさん実をつけるシーズン到来です。皆さん、美味しいから買ってみてください!安来駅売店「観光交流プラザ売店」(リンク)で販売しています。冷蔵庫に陳列されています。道の駅あらえっさ(リンク)のなかうみ菜彩館(リンク)でも販売しています。食べ比べが出来るように、複数品種を混ぜて作っています。

安来駅販売苺
安来駅販売苺

安来駅には2Lくらいの大きさのイチゴが並んでいます。イチゴは個体差の大きい果物です。美味しそうに見えるイチゴを測定して、美味しそうに見えるイチゴを販売していますが、全部同じ糖度ではないと思います。ご了承ください。

さわこ苺農園では、美味しいイチゴをつくっています。ぜひ、一度ご賞味ください。

糖度測定について

糖度計は、イチゴを潰して糖度を測定するタイプとイチゴに傷をつけないで測定できるタイプを使用しています。イチゴを傷つけないで測定するタイプは誤差が大きくて低い測定値がたくさん出ます。イチゴを潰すタイプは、測定値はブレませんが販売できなくなります。そこで、双方の測定値を補正して参考としています。非破壊タイプで最高糖度の測定時に、潰して測った糖度と測定値が同じになることが多い傾向でした。また、測定する場所についてはイチゴの先端部分としています。可食部全体でみると、イチゴのヘタの部分は糖度が低くなります。イチゴが熟すにつれて先端の糖度が上昇します。さわこ苺農園では、完熟で収穫して完熟度合いを糖度として測定しているので、先端の値を表示しています。また、イチゴは個体差の大きい果物です。美味しそうに見えるイチゴを測定して、美味しそうに見えるイチゴを販売していますが、全部同じ糖度ではないと思います。ご了承ください。