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2025年2月21日糖度測定

今日収穫したイチゴ(かおり野)の糖度を測定してみました。
4L大のイチゴの糖度
4L大のイチゴの糖度

4Lの大きさ(約45g)のイチゴの糖度は21.2くらいでした。

3L大のイチゴの糖度
3L大のイチゴの糖度

3Lの大きさ(約35g)のイチゴの糖度は21.8くらいでした。

2L大のイチゴの糖度
2L大のイチゴの糖度

2Lの大きさ(約25g)のイチゴの糖度は21.1くらいでした。

L大のイチゴの糖度
L大のイチゴの糖度

Lの大きさ(約20g)のイチゴの糖度は15.0くらいでした。

 

 

今日収穫したのは、火曜日18日に収穫してから中2日の畑です。雪が降って、寒く日照もあまりない日々でした。畑が乾燥し過ぎていたので、少し潅水(PSBや糖蜜、納豆液とヤクルトなどまぜたもの)しました。光合成も進んでいないし、水分が多くなったかなって思いましたが、糖度はあるみたいです。皆さん、美味しいから買ってください!安来駅売店「観光交流プラザ売店」(リンク)で販売しています。

イチゴは大きければ大きい方が美味しい果物です。糖度の測定結果もその通りになっています。安来駅には2L~3L規格が並んでいます。イチゴは個体差の大きい果物です。美味しそうに見えるイチゴを測定して、美味しそうに見えるイチゴを販売していますが、全部同じ糖度ではないと思います。ご了承ください。

最低気温が低く、最高気温も低いので内張をしています。風通しが悪いので、湿度はほぼ100%です。こんな時は、灰色カビ病が増えます。さわこ苺農園では、現在農薬散布を行っていません。そのため、病気が発生しやすい状況になっています。なるべく、換気を除湿を心がけますが、イチゴが凍ってしまうので、やっぱり難しいです。灰色カビ病の部分は、頑張って葉欠きしています。でも、葉を欠くと光合成できなくなります。冬の最も悩ましい問題です。

さわこ苺農園では、美味しいイチゴをつくっています。ぜひ、一度ご賞味ください。

 

糖度計について

糖度計は、イチゴを潰して糖度を測定するタイプとイチゴに傷をつけないで測定できるタイプを使用しています。イチゴを傷つけないで測定するタイプは誤差が大きくて低い測定値がたくさん出ます。イチゴを潰すタイプは、測定値はブレませんが販売できなくなります。そこで、双方の測定値を補正して参考としています。また、測定する場所についてはイチゴの先端部分としています。可食部全体でみると、イチゴのヘタの部分は糖度が低くなります。イチゴが熟すにつれて先端の糖度が上昇します。さわこ苺農園では、完熟で収穫して完熟度合いを糖度として測定しているので、先端の値を表示しています。また、イチゴは個体差の大きい果物です。美味しそうに見えるイチゴを測定して、美味しそうに見えるイチゴを販売していますが、全部同じ糖度ではないと思います。ご了承ください。